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くつざわ亮治豊島区議>2019年12月、ジャーナリストの伊藤詩織さんが性暴力被害を訴えた民事訴訟で勝訴した。この直後に、くつざわ亮治豊島区議が判決を揶揄するようなツイートを行った(現在は削除)。

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(2019年12月19日のくつざわ議員によるツイート)

性交相手の男を、女性が社会的・経済的に攻撃できるという判例ができてしまいました。恋をして結婚したい男女にとって最悪な判決です。

(同)

性交事後訴訟から男性を守る目的で『性交承諾書』のフォーマットを作成してみました。そういう機会が多い男性は、プリントアウトして持ち歩くことを推奨いたします。※実際に手作りしたと思われる「性交承諾書」を添付

(参考記事)

伊藤詩織氏の勝訴受け、豊島区議「少子化が加速」 ネットで批判高まる(THE PAGE/2019年12月30日)

一部の人は、このような判決が出ることで、「日本の少子化が加速する」という意味不明の主張をしています。  東京・豊島区議のくつざわ亮治氏は、自身のツイッターで「性交相手の男を、女性が社会的・経済的に攻撃できるという判例ができてしまいました。恋をして結婚したい男女にとって最悪な判決です。日本を滅ぼしたい界隈は、少子化が進んで万々歳なのかな」と発言。性交後の訴訟から男性を守るため「性交承諾書」を持つ必要があるとして、そのフォーマットも公開し、ネット上では批判の声が高まっています。  なぜ性暴力を抑止すると少子化が進むのか意味不明ではありますが、実はこうした価値観は日本においてはそれほど珍しいことではありません。

今回の判決に関しては、似たような内容の発言がツイッター上で散見されていますし、15年ほど前には、元農水大臣の太田誠一氏が、大学生による集団レイプ事件について、男性の草食化と絡めて「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と発言し、大きな批判を浴びたこともありました。  こうした発言をしている人たちは、性的暴行をすることで子どもが増える、あるいは性行為を相手に強要することが男性的であり、元気がある証拠だという価値観を持っているようです。

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